【小学校受験】絵ってどこまで仕上げるべき?絵が苦手な子が最低限気をつけるべき2つのこと【直前期】

今回は、絵画についての記事です。

 

慶應幼稚舎慶應横浜初等部・早稲田など絵画のウェイトが大きく特別な対策が必要な学校を受験される方はもちろんしっかり練習をされていると思いますが、それ以外の学校を受験する場合、絵をどこまでやらせたらいいのかいまいち掴めないのではないでしょうか。

年によってガッツリお題が出て絵を書かされる場合もあればない年もあるという学校、結構ありますよね。


そこでこの記事では、僭越ながら本番直前の娘の絵をお見せし、仕上がりの目安にしていただけたらと思っています。合わせて、直前の模試で先生に伺った「絵画が苦手な子が最低限気をつけるべきこと」をご紹介します。


絵が出る可能性がある学校を受験予定の方は、ぜひご一読ください!

 

1.直前期の娘の絵

早速ですが、直前期の娘の絵はこんな感じです。

秋に家族でお散歩している絵です。

一見すると、「え‥大丈夫?」という感じですよね。

 

ネット上で「お受験 絵」で検索すると出てくるお受験絵画教室の絵と比較すると、すごーくヤバそうに見えます。


ですがこれでも、お教室の中では「早生まれの中では割りかし綺麗に書ける方」という印象でした。先生からも絵については特に言われませんでした。


おそらく「加点される感じでもないけど、合否に影響があるくらい減点にもならない」というレベルではないかと推測しています。

2.我が家が直前にしていた取り組み

我が家はペーパー校、バランス重視校といろいろと受けましたが、どの学校も「絵が出る可能性がある」という状態でした。

 

出るかもしれないし、出ないかもしれない。そうなると対策が難しいところですが、やっぱり出てしまったら困るので、巧緻性の練習もかねて試験3週間前から毎日1枚絵を書かせていました。

 

いろんな学校の過去問を参考にお題を出したり、こぐま会の巧緻性対策のボックス入っている絵の課題をやらせたりしていました。

こぐま会製作巧緻性ステップアップBOX

 

当時の様子。お手伝いの雑巾掛けの絵を描こうと教えてみたけれど途中で断念した模様。

こんな感じで、毎日取り組んでいました。絵のレベルが大きく上がることはありませんでしたが、集中的にやることで徐々にサクサクと描けるようになっていきました。

3.絵画が苦手な子が最低限気をつけるべき2つのこと

最後に、本番まで時間が残り少ない中で絵が苦手な子が最低限気をつけるべきことを2つご紹介します。試験2週間前に大手塾の先生から教えていただいたアドバイスです。


3−1. ①とにかく時間内に書き上げる練習をする

とにもかくにも書かないと点数がもらえません。書き上がらなかったとしても、できるだけ書き上がりに近い状態で提出できるようスピード感を持って取り組む練習が必要とのことでした。


特に、色塗りの課題などの場合は1マス塗るごとに○点、と点数がついてしまいますからね。時間内に描き上げる意識を持たせ、過去問も必ず時間を測って取り組みましょう。

 

3−2.②出来るだけ丁寧に色を塗る

絵があまり得意でない子も、丁寧に塗る姿勢を見せることは重要だそうです。余白を出来るだけ消すように、同じ方向にクーピーを動かしていくのがポイントです。


娘にも「丁寧に綺麗に塗る」ことはかなり意識させました。


↓これはお受験の練習ではなく、色鉛筆を使って好きな絵を描いた1枚です。

まぁ‥「丁寧に塗る」といってもこのレベルではあるのですが、ぐちゃくちゃに塗ることは絶対にしないよう繰り返し練習しました。

 

ぜひ参考にされてみてください!

まとめ

直前期の娘の絵のレベル、お分かりいただけたでしょうか。取り組みの目安にしていただけたら幸いです。


また、最低限気をつけるべきこと


・とにかく時間内に書き上げる練習をする

・出来るだけ丁寧に色を塗る


こちらもぜひ意識して取り組まれてみてください。

 

+αになりますが、絵画の試験では


・クーピーの扱い方(丁寧に扱う、音を立てて机に置かない)

・クーピーのお片付け(元あった場所に戻す)


こんなところも見られています。そこも含めて練習をなさってみてください!

 

直前は、ペーパーに運動に行動観察に絵画に‥総仕上げで大変ですよね。あと少しです!お母さまお父さまとお子さまの努力が実るよう、お祈りしています。

 

★細々としたもの、お忘れではないですか?

アホ毛が立ってないだけで、賢くピシッとした印象になります。いや本当に。

 

↑お子さまの靴のサイズ調整に!用意しておくと安心です。

 

↑何日も連続でお受験スーツを着るので、これは必須です。何度も冷や汗かきますからね。