「私立小の親はお金持ち」は本当なのか?【現役私立小ママの私見】

子どもを私立小に通わせる親は、皆お金持ちなのでしょうか?

 

結論から言うと、

 

学費だけで150万超えの慶應、早稲田、学習院や、留学が必須で何かと費用がかかる学校などは別として

 

学費100万円前後の都内私立小の親は、みんながみんなお金持ち!というわけではないと思います。

 

 

どこからをお金持ちと言うかにもよりますが

 

世帯年収1200万円前後(一馬力)

・分譲マンション暮らし

 

の我が家でも、まわりに馴染んで通えています。

 


では私立小の保護者は、どんな方が多いのでしょうか?あくまでも私の周りでの話になりますがご紹介したいと思います。

 

私立小に通わせる家庭のお金事情に興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

 

私立小の保護者に多い三属性

娘のお受験生活を通して

大手から個人まで様々なお受験教室に足を踏み入れて

また、実際に私立小に入学してみて

ママ友や娘のお友達の話を聞いて

 

完全に私見ですが、子どもを私立小に通わせるご家庭は以下の三属性が多いのかなと感じています。(当てはまらない方ももちろんいます)

 

1:一人っ子×アラフォー夫婦

2:ご実家からの援助あり

3:いわゆるお金持ち

 

一つずつご紹介していきます。

 

1:一人っ子×アラフォー夫婦

親がアラフォーで、一人っ子の子どもの教育費にお金をかけている方々です。

 

察するに、共働きにしろ一馬力にしろ、世帯年収1000万円〜1500万円ほどのご家庭が多いのではと。

 

親はアラフォーになってすっかり落ち着き、自分の趣味や楽しみ、自分が着飾ることにはあまり興味がなく、その分教育費に投資し、夫婦2人で存分に子どもを可愛がる。子どもとの3人の生活を楽しむ。

 

こういった方、結構います。お受験&私立小で出会った方、半分くらいはアラフォー夫婦×一人っ子という体感です。

 

晩婚化ゆえに一人っ子率が高くなる

でも、晩婚ゆえに子どもが幼少期の時点で親の収入が高い。

子どもに投資!

 

ということですね。

 

この属性の方々は、身なりが派手とかもなく、だいたいみなさん堅実です。

 

我が家もこの属性です。

 

2:ご実家からの援助あり

ご兄弟を私立に行かせているご家庭でよく聞くのが、ご実家からの援助があるという話です。

 

入学金や寄付金を出してもらうのもちろんそうなのですが、私がよく遭遇するのは(生々しい話ですが)ご実家からの援助で住宅費がかかっていないという方です。結構多いです。

 

・二世帯をご実家持ちで建ててもらった

・ご実家の持ち家に住んでいる

・ご実家の所有する土地に家を建てた

・住宅購入の際、ご実家がかなり援助してくれた

 

ご実家がご裕福、という意味ではお金持ちなのですが、月々かかる住宅費ぶんを私立小の学費にしている、という感じで、生活自体はそこまで派手ではない印象です。

 

私のお友達で、住宅費がかからない+二馬力で、兄弟三人インターに行かせている方もいます。家賃がかからない、住宅費の負担がないのは結構大きいですよね。

 

3:お金持ち

最後に、やはり、いわゆるお金持ちの方もいます。

 

兄弟3人、4人いて当たり前のように全員小学校から私立、バイオリンやフルート、バレエ、サッカーなどの習い事にも惜しみなくお金をかける。

 

ご実家が別荘を持っている。

 

うん。これが、いわゆる私立小に子どもを通わせるお金持ちってやつですよね。親御さんのご援助+ご自身もお金持ちで、じいじやパパは、企業の経営者、病院経営者という印象です。

そういうお家の子の将来の夢は、だいたいお医者さんかバイオリニストと書かれている(あるある)。

 

このようなご家庭もいますが、属性1と2に比べるとかなり少ないと思います。

 

まとめ:お金持ちでなくても私立小には通える

都内の一般的な私立小では、私立小と聞いてイメージする「いわゆるお金持ち」の方はそこまで多くないと思います。

 

伝統校でも、宗教系の学校は意外に学費が安いですしね。

(とはいえ、年収1000万円が普通な時点で世の中的にはすごく裕福な世界の話をしていること。恵まれていることを忘れてはいけませんね。)

 

親の収入に関わらず共通しているのは、どの家庭も

 

教育費のプライオリティが高い

 

という点です。

 

大事なのは、ここじゃないかなと。

 

同じくらいの熱量で子育てをしている方々と知り合えるのはとても心強いです。

 

 

お受験に興味があるお父さま、お母さま

我が家は特別なお金持ちではありませんが、娘は毎日楽しく学校に通っています。また、私たち親も、教育熱心な周りの親御さんから日々学ぶことがたくさんあります。

 

我が家のケースが、私立小に通う家庭の一例として少しでも参考になれば嬉しいです!

 

 

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