【面接】いじめ・トラブルについての質問への回答例【難関私立小学校受験】

小学校受験では定番の質問ですが、これが結構聞かれました。我が家は、受験した5校中3校、母親への質問で登場しました。

 

いじめやトラブルについての質問のパターンとしては

 

・子どもが学校でいじめられたと言って帰ってきたらどうしますか?

・喧嘩をして帰ってきたらどうしますか?

・学校でトラブルがあったらどうしますか?

 

他には

・幼稚園でトラブルにどう対応しましたか?

というのもあります。

 

本記事では、このようないじめやトラブルに関する質問にはどう答えたらいいのか、解説していきます!回答づくりのヒントが欲しい方は、ぜひ目を通してみてください。

 

 

1.質問の意図

まずは、質問の意図から考えていきましょう。

 

いじめやトラブルに関する質問で学校側が知りたいのは

 

・些細なことで学校に文句を言うモンペではないか

・トラブルの原因を作りそうな親か

・子どもに適切な接し方ができる親か

 

というところだと思います。

 

2.回答のポイント 

質問の意図から、回答のポイントは以下の3点になると考えました。

 

2−1.過保護・過干渉要素を出さない

いじめの質問もトラブルの質問も、とにかく過保護・過干渉要素を出さないことが大事です。子ども同士のことには親は介入しない、というスタンスを持っているか、ということです。

 

学校生活では色々あります。それは私立小でも変わらないと思います。実際我が家も、入学してから、娘が学校で嫌な思いをして落ち込んで帰ってくることが何回かありました。


そういったことがあっても

 

・子供同士の問題でいちいち大騒ぎしない

・色々あるのが学校生活だと理解している

 

このような親であることをアピールするのがポイントかと思います。

 

2−2.子どもに適切な接し方ができるか

いじめに関する質問の場合、いじめられたと言っている子供に対し、話を聞いてケアをする必要があります。その上で、お友達に対して一方的に被害者意識を持つのではなく、子ども自身の行動や考え方を振り返り、改善できるところはないか一緒に考えてみる、というところが大事だと思います。

 

・お友達関係で起きた出来事に対しても、家庭でサポートができる

・過度に子どもをかばうことなく、前向きな姿勢で出来事に対処できる

 

このようなところをアピールできると良いと思います。

 

2−3.学校側の方針に従う謙虚さを持っているか

学校でトラブルがあった場合は、何があったのか子どもではなく先生から話を聞くこともあると思います。その際に、先生の話を勝手に判断して勝手に行動するのではなく、学校側の方針に従う姿勢を見せることが大事です。

 

・信頼する先生方の判断を尊重する

 

これが鉄則です。

 

3.回答の方向性

回答のポイントを踏まえて導き出した回答の方向性は、以下の通りです。

 

3−1.いじめの場合

・いじめられたという子どもの言葉をそのまま信じず、具体的に何があったか話を聞く。

・まずは、こちらが改善できることを子どもと一緒に考える。

・子ども同士のことは子ども同士で解決するのが一番というスタンス。

 

3−2.トラブルの場合

・勝手に事態を判断せず、学校側の方針に従う。

・子ども同士のことは子ども同士で解決するのが一番というスタンス。

 

このようなイメージになるかと思います!基本スタンスはどちらも一緒ですね。

 

4.実際に答えた回答例

最後に、私が面接で答えた回答をご紹介します。

Q:学校でいじめられたと言って帰ってきたらどうしますか?

まずは子どもから話を聞きます。そして、起こった出来事に対して、違う見方や捉え方がないか、また娘自身が次はどんな行動をとったらいいか一緒に考えたいと思います。基本的に子ども同士のことは子ども同士で解決できるのが一番かと考えております。

 

Q:学校で喧嘩をしたと言って帰ってきたらどうしますか?

子どもから話を聞いて、明日お友達に対して取れる行動は何か娘と一緒に考えます。 基本的に子ども同士のことは、子供同士で解決するのが一番かと考えております。

 

Q:小学校生活でトラブルがあったらどうしますか?

子ども同士のトラブルであれば先生方のお力もお借りして子ども同士で解決できるのが一番だと考えております。もし親の出番が必要なことがあれば、先生方のご方針とご指示に従って行動いたします。

 

Q:幼稚園ではトラブルにどう対応しましたか?

トラブルになったことは特にございませんでした。お友達同士で喧嘩になった際などは、先生方のお力もお借りして、子ども同士で解決をしていました。

※ お教室の先生から、幼稚園であったトラブルはわざわざ話すべきではないとアドバイスを受けました。話すとしても超々々些細なことにして、ガチのトラブルは言うべきではないとのことでした。「トラブルはありませんでした」でOKだそうです。面接では、学校側には少しの不安も与えないのが基本だそうです。

 

まとめ

*回答の方向性:いじめに関する質問

・子どもの言葉をそのまま信じず、具体的に何があったか話を聞く。

・まずは、こちらが改善できることを子どもと一緒に考える。

・子ども同士のことは子ども同士で解決するのが一番というスタンス。

 

*回答の方向性:トラブルに関する質問

・勝手に事態を判断せず、学校側の方針に従う。

・子ども同士のことは子ども同士で解決するのが一番というスタンス。


いかがでしたか?

ご紹介した回答の方向性をもとに、ぜひご自身で表現を練ってみてください。

よく聞かれる質問ですので、しっかり準備しておきましょう!

 

 

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

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