【直前期】焦りや不安との向き合い方【難関私立小学校受験】

直前期。

お教室の先生は「10月は穏やかに過ごしてください」と言うけれど


全然仕上がらない!

・受かる気がしない!

・焦りと不安で気がおかしくなりそう!


という方へ。

 

大丈夫です。大丈夫です。私もそうでした。

辛いですよね‥‥。本当に辛い。

 

というわけで、この記事では

 

・直前期に焦りや不安でおかしくなりそうになったとき、どう解決していたか?

 

ご紹介していきたいと思います。

 

お受験本番を間近に控えたお母さまのもう一踏ん張りを後押しできたら幸いです。

 

 

1.焦りと不安でいっぱいだった直前期

直前期、我が家の娘は、残念ながら仕上がるまであと一歩の状態でした。

 

我が家しかり、子どもが受かるか受からないかの当落線上にいたり、何かしら不安が残っていたりする場合、直前期を穏やかな気持ちで過ごすのは難しいのではないかと思います。

 

私自身、やはり娘のできていないことばかりに目が行き、些細なミスがものすごく気になりました。初歩的な季節問題で間違えられたりすると、動揺を隠せませんでしたね。不安になって、普段より取り組みの量を多くし、無理にやらせしまったこともありました。

 

焦りで頭がおかしくなりそうで、心はバランスを失い、心身ともにぐちゃぐちゃの状態でした。なんとか表に出ないよう、必死に抑えていたのを覚えています。

 

21年10月当時の私の手帳に書かれていた殴り書きです。

怖すぎる。完全に闇落ちしてますね。

 

2.焦りや不安の手放し方① 良くない思考ぐせと向き合う

とはいえ、闇堕ちしてばかりではいられないので、焦りや不安を手放すため私がまずやったのは、自分の「良くない思考ぐせと向き合う」ことでした。

 

「自分は何に焦って、何を不安に感じているのか?」を分析してみました。そして「このままじゃ落ちてしまう」という焦り・不安に対し、「落ちたらどうなるのか?なぜ落ちたらダメなのか?」と考えを掘り下げていきました。

 

答えは人によって違うと思いますが、私の場合はこうでした。

 

・落ちたら母親の責任にされてしまう

・落ちたらママ友や先生方にバカにされそうで怖い

 

正直に書くとね、つまり

自分ができない母親だと思われるのが許せない

ということだったんです。

 

私は子どもの頃からガチガチの偏差値教育で育ち、人より上に行かなければならないという思考ぐせがあります。その良くない思考に陥り、「周囲の人より秀でていることを、娘を使って証明しようとしている」という状態だったんです。

 

要は、落ちたら困るのは自分なんですよね。自分のことでいっぱいいっぱいなんです。子どものために頑張るお受験ママの振りして、子どものことは二の次なんですよ。

 

こわ。。。。。本当に‥‥未熟な人間です。

 

無理に問題を解かせるのも「正解するところを見せて!今すぐに私を安心させて!」という思考からきているわけで。。

 

こんな風に思わないお母さまお父さまの方が断然多いと思うのですが、私は本当に、本当に未熟な人間でした。

 

 

直前期に焦りや不安に押しつぶされそうになったときは、こんな風に自分の考えを客観的に分析し、良くない思考ぐせと向き合っていました。

 

3.焦りや不安の手放し方② 目的・目標を考える

自分自身のこじらせた自尊心にほとほと呆れたところで、じゃあどういうスタンスで本番までやっていくか?どう子どもに接していくか?ですが、私がやったのは「目的・目標を考える」ということでした。

 

3−1.問題を解かせる目的を考える

まず、なぜ今この問題を解かせているのか?、目的を考えました。

 

直前期って、やっぱりものすごく近視眼的になってると思うんです。不安だから目の前のミスが気になって、「今、この問題を正解させること」をゴールにしちゃうんですよね。

 

でも本来の目的は何でしょうか?

 

11月の試験で合格させることです。要は、11月の試験で正解できれば良いわけです。つまり、「今、自分の目の前で正解させること」にこだわらなくてもいいんですよね。今できなくてもいいんです。


こう考えると、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。

 

3−2.子育ての目標を考える

とはいえ、11月にできるようになるか、間に合うのか?やはり不安ですよね。

 

そんなときは、さらに大きな目標を考えてみました。長い人生、子どもにどうなってほしいかを、受験から離れて考えてみるんです。

 

合格しても合格しなくても、子どもにどんな大人になってほしいか?

 

みなさんはどんな風に考えていらっしゃいますか?

 

私の場合、娘に願うことは

自分を肯定して自分の好きなことを見つけて毎日楽しく生きてほしい

ということでした。

 

どんな高倍率の難関小学校に合格しても、自分を肯定できず、主体性を持てない人生はきっとつまらないと思います。そんな人生を歩ませるために、お受験をさせるわけではないはずです。人に勝てても、一番になれても、心が死んでいたらきっと将来潰れてしまいます。

 

こんな風に、「自分が目標とする子育てのゴールと照らし合わせて、今子どもにどう接するべきか?」を考えると、自ずと答えが出てきます。

 

私の場合はこうでした。

 

・間違っても励ます

・次はできると自信を持たせる

・できていることを見る

・なるべく笑顔でいる

・勉強の時間を楽しくする

・子どもの話を聞く

 

「合否がどうであっても大きな目標が達成できたらいいんだ」と気持ちに余裕が持てると、子供への接し方も自然と変わってきました。合否への強いこだわりから一旦離れてみると、気持ちがとても楽になります!

 

まとめ

* 直前期の焦りや不安との向き合い方

・不安と焦りの原因を冷静に分析し、自分の思考ぐせと向き合う

・目の前のミスを気にせず、本番までにできればいいと考える

・合否から離れて、子育ての大きな目標を考える

ぜひ一度落ち着いた時間に、感じている焦りや不安の原因は何か分析してみてください。そして、お子さんに将来どんな子に成長してほしいか考えてみてください。きっと少し、心が楽になると思います!

 

本当に大変な時期ですが、お母さまが本来の優しさと温かさを取り戻し、穏やかに過ごせますように。

 

 

この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

 

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