【小学校受験】直前期の過ごし方〜我が家の場合〜 【難関校合格】

11/1まで、いよいよ1か月を切りましたね!

受験を控えている方は、この直前期をどう過ごすべきか気になるところではないでしょうか。

よく

・夏までは難しい問題に挑戦して、直前は基本の問題に返って自信をつけさせる

・秋からは少しゆっくりペースで落ち着いて過ごす

といいますよね。


我が家はというと、全く落ち着いて過ごしていませんでした(笑)。秋以降もペースを落とさず、10月は最後の追い込みをかけて一心不乱に対策していました。

 

そこでこの記事では

・なぜ我が家はペースを落とさなかったのか?

・直前期をどのように過ごしていたのか?

ご紹介したいと思います。

 

ラスト1か月、どうやって過ごすべきか悩んでいる

模試で結果が出ていないのにペースを落とすのが不安

という方はぜひ目を通してみてください!

 

 

1.お教室の先生は落ち着いて過ごせというけれど

 我が家が通っていたお教室の先生も、言っていました。「10月は難しい問題には挑戦せず、基本をおさらいして、自信をつけさせてください」と。


でもね、それを聞いて当時の私は思ったんです。

いやいやいやいやwwwwww 

自信つけたところで、今のままだったらうちの子普通に落ちちゃうよって。


基本の問題をこなしていくら自信をつけても、現実問題、難しい問題もできなきゃ落ちちゃいますからね。

 

1−1.当時の我が子の状況

実際のところ、娘はものすごく仕上がってきてはいました。ただ、合格レベルには達していない、というのが正直な印象でした。


つりあいやブラックボックスなど、かなり難しい問題でも理解はしている。でもテストで点に繋がらないという感じです。

 

  • 言われたことをパッと処理する
  • 正解が確実に分からなくても、消去法でパッと答えに丸をつける


など、テストのスピード感とテクニック的な部分が、まだまだ仕上がっていませんでした。

 

過去問をやっても結果にバラつきがあり、良くてもボーダーラインの少し上、だいたいはギリギリの点数でした。志望校別模試でも、一回も合格可能圏にすら達したことがありませんでした。


とてもじゃないけど、安心して送り出せる状況ではなかったんです。

 

1−2.私の決断

多分ね、直前期を落ち着いて過ごしていいのは、過去問をやって平均で8割くらいとれてる子だと思うんですよ。ほぼ仕上がってる子。


10月に入ると、先生方も「ここまできたら子どもを信じて笑顔で」とか「今までやってきたことを信じて気持ちを強く持って」とか言い出しますけど。


でもね、私は手元にある模試の結果を信じました。これが娘の現実。まだまだやらねば、きっと落ちてしまう。


10月時点で難しい問題が全く理解できていないなら諦めもつきますが、娘は夏に頑張って頑張って、本当にレベルアップしたんです。あと一歩なんです。


ここでゆっくりモードに切り替えて、結局間に合わなくて、ダメで。それで先生方に「ご縁がどうとか‥」って適当な慰め方されたらたまったもんじゃないって、そう思ったんです。


ここまでやってきたからこそ、今止まるわけにはいかない。今の状態では試験当日笑顔で送り出せない。そう思った私は、最後の最後までペースを落とさずにスパートをかけることを決めました。

 

正直周りを見てても、早生まれの子はそううまくはいかないんじゃないかな、と思います。 

10月に入っても、間に合わない、仕上がりきらない、あと一歩という子がたくさんいました。

 

2.直前期をどう過ごしたか

ペーパーに関しては、とにかくひたすら解きました。お教室も直前講習があって忙しかったですが、家でも毎日30枚程度はやらせていました。基本問題も、難しい問題も一通りやりました。

 

1日分のプリントをこんな風にホチキスで止めて、今日の分!としていました。


ペーパーをやるときは必ず時間を測って解かせて、「時間内に答えに丸をつける」ことを徹底的に意識させるよう気をつけていました。試験のスピード感を定着させて、そのままの流れで本番の試験に行けるように、と考えていました。

 

ペーパーだけでなく、試験範囲すべてみっちり対策しました。絵も一日1枚描きました。お箸や紐結びも毎日時間をとって練習しました。公園にも行って、運動の練習をして。お手伝いも集中的にやって。息抜きに見るテレビは、ひたすらYOU-TUBEで昔話のおさらいをしました。


ラスト2週間は幼稚園もお休みして、本当に本当にやり抜きました。

 

正直、私が追い詰められて、笑顔じゃないこともありました。耐えきれずに怒ってしまったことも何度もありました。(これは本当に反省しています。娘、ごめんなさい。)


ただね、そんな私の尋常じゃない様子を見て、マイペースでのんびり屋さんの娘が「どうやらやるしかないようだ」って緊張感を持ってくれたようにも思います。娘の気持ちの変化が感じられました。

3.ペースを落とさず直前期を過ごした結果 

10月に入ってもペースを落とすことなく進み続けた私たち。本番二週間前に受けた模試で、ついに初めて合格可能圏の成績表が返ってきました。お受験生活最後の模試で、今までで一番良い成績を取ることができました。

 

 

これ見たとき、感動したな。模試を受けた時点で本人もおそらく手応えがあり、結果を見て自信がついたようでした。良い流れで本番の試験を迎えられました。

 

4.振り返り

振り返ってみて、もしお教室の先生の言葉や定説通り、ゆっくりペースに切り替えていたら多分ダメだったんじゃないかと思うんです。集中的にやってやってやりまくった結果、最後の最後で合格ラインに乗ったように感じます。

 

私の周りでも、10月になって急に伸びてきた子がいます。早生まれの子でした。その子もやっぱり、本番直前までスパートかけて頑張ってましたね。


「最後の頑張りで、結果は変えられる」

そう感じました。

 

5.まとめ

私の経験から、直前期は必ずしもペースを落とす必要はなく、子どもに合わせて過ごし方を変えてもいいんじゃないかって思います。


もちろん勉強が嫌いにならないように、気持ちや体調が安定するように、といった配慮は必要だとは思いますが、無理に易しい問題ばかりやる、ペースを落とす、ってことはしなくていいと思うんです。


どう考えても間に合わなそうなら、やるしかないですからね。やったら受かるかもしれないですから。

 

10月に入ったけどどう考えてもお子さんが合格ラインに達していないと感じている方、きっといらっしゃると思います。


まだまだ、伸びる可能性はあります。最後の最後まで、諦めずに頑張ってください!あと少し、本当に、あと少しです!!

 

この記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。